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2007テニス界20大ニュース その十八
ツアー改革

ATPは積極的にツアーのシステム改革に乗り出している。まずは大会にラウンドロビン方式を導入しようと試みた。フルトーナメントだと、初戦敗退などした選手の出場試合回数が減る。そこで予選リーグを導入して、同一大会で複数回選手に出場機会を与えようするもので、これにより、人気選手が初戦敗退でいきなり消えるという、観客にとっての不幸もなくなると思われた。既にツアー最終戦マスターズカップでは導入済みのシステムである。だが今シーズン序盤で通常の大会に導入して見たが、上手く機能しなかった。決勝トーナメント進出の可能性がなくなった時点で選手たちのモチベーションが下がる。途中棄権する選手もいて、結局このラウンドロビン方式の大々的導入は見送られたようである。

グランドスラムの男子の試合は全てベストオブ5セットマッチであるが、マスターズシリーズでは準決勝まで3セットマッチで決勝のみ5セットマッチというシステムが主流であった。だがそれも今年MSマイアミ大会以外は決勝でも3セットマッチとなった。これが良いことだったかどうかわからないが、決勝戦がフルセットマッチになり、決勝進出者が翌週の大会を疲労で欠場するような事態は起こりにくくなるだろう。ちなみに最終戦のマスターズカップはラウンドロビン方式も決勝の5セットマッチも存続している。

シーズン中盤でマスターズシリーズ等の大会再編の検討が始まった。モンテカルロとハンブルがMSから降格する等のニュースが流れて、話題になった。終盤に大会格付けの変更はほぼ決まったようだ。新しい大会の格は優勝者の取得ポイント数をその根拠となす。現在のマスターズシリーズは優勝ポイント1000ポイントで「1000」格大会となり、以下「500」格大会、「250」格大会と分けられる。予定では2009年より導入で、「1000」格大会はインディアンウェルズ、マイアミ、ローマ、マドリッド、カナダ、シンシナティ、上海、パリである。最終戦はロンドン大会でハンブルグ大会は降格してしまうらしい。モンテカルロ大会は「1000」格大会ではあるようだが詳細はよくわからない。また直前には改めてシステムの内容が報道されるだろう。

WTAの方でもティアT大会東レの開催時期が秋に移動することが決まるなど、動きがある。試行錯誤を繰り返しながらもよりよい方向に変化していってくれればと願う。




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