2007テニス界20大ニュース その九
クライシュテルスの引退
2005年全米チャンピオンのキム・クライシュテルスが5月に引退した。もともと、早期に引退の期限を切ってプレーをしていた。だが表明していた引退の時期よりも早くに引退をしてしまった。「ベルギーの月と太陽」と言われた同じベルギーの盟友エナンが再び女王の座に着いた後に、クライシュテルスが静かに引退していく。このあたり、やはり二人には目に見えない糸が絡み合っていたかのように思える。当人たちはその運命の糸の存在を意識してはいなかっただろうが。
クライシュテルスの今後の人生に幸多かれと祈りたい。