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その1

 

 

 


O001 「ピッチングの正体」 手塚一志著 ベースボールマガジン社

目からうろこが落ちる素晴しいピッチング理論書。
「テニスのサービスは野球のピッチングに似ている」といわれピッチングのメカニズムを研究し、サーブに応用しようと考えた如空が手にした野球の本。読んで驚くべき発見が満載のとても面白い。
「二重振り子投法」と「ダブルスピン投法」という二つの投法を比較し、コントロール・スピードを上げ勝つ肩を消耗しない投法として「ダブルスピン投法」を提唱している。
下半身の並進移動・足のエッジング・軸の傾き・頸反射・腰のフローティングアクシススピニング・腕のスクラッチモーション・ループスパイラルモーション・肩の0ポジション等々、科学的根拠に支えられた新しい理論が目白押し。今までの常識を間違いの「二重振り子」だと切り捨てるあたり、読み物としても大変面白い。
最近では当たり前になったサーブにおける回内・外旋のメカニズム説明(いわゆる水銀体温計を振る動作)はこの野球における手塚理論が発端であることは間違いない。(2004/06/10)

お薦め度 ☆☆☆☆

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O002 「プロ野球 ピッチング解体新書」 手塚一志著 光文社

O001で紹介した「ピッチングの正体」をさらに進化させた内容。
前著では21項目あったダブルスピン投法ピッチング理論を6項目に集約し洗礼された内容にしている。
「根を生やして」「エッジを効かせて」「Cアーチを架けて」「うねりを上げて」「ターゲットを射して」「オレンジで絞り潰す」の6つの必須モーションでダブルスピン投法を解説している。非常にわかりやすく、説得力に富む素晴しい内容。テニスをしているものならばこの理論を応用してサーブに取り入れたくなるはずだ。
現在のところ絶版になっており、再販が望まれる。書店で偶然見つけたら即買うべし。(2004/06/10)

お薦め度 ☆☆☆☆☆

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O003 「魔球の正体」 手塚一志著 ベースボールマガジン社

「魔球」とは著者が発見したスパイラル回転のボール「ジャイロボール」のことである。アメリカンフットボールのパスで楕円形のボールが回転して飛んでいくのを見たことがあるでしょう。あれである。著者の提唱する「ダブルスピン」投法を取り入れるとこの「ジャイロボール」が投げれるという内容。
プロテニス選手が肩のトレーニングでアメリカンフットボールの遠投をしているの見たことがある人もいるだろうが、あれこそこの「ダブルスピン投法」のサーブへの応用に他ならない。
ジャイロボール自体はテニスとはあまり関係ないが、後半の「魔球の投げ方」は著者の「ダブルスピン投法」理論の最新版であるのでダブルスピンにはまった人にとっては必読である。(2004/06/10)

お薦め度 ☆☆☆☆

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O004 「ショルダーズバイブル」 手塚一志著 ベースボールマガジン社

手塚氏の処女作。
消耗品であるといわれる肩をいかに身体上合理的に利用したらよいのかを考えダブルスピン投法の原型となる運動原理を考案し、それに伴う肩のトレーニング方法を提唱している。
ただ、「ダブルスピン投法」の理論自体はこの時点ではまだ完全に完成されておらず理論そのものを学びたいのであればその後の上記の書を読まれたほうが良い。内容もまだわかりにくい。ただ肩を鍛えるトレーニングをしたい人は一読の価値あり。(2004/06/10)

お薦め度 ☆☆☆

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