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青は藍より出でて藍より青し (2007/08/01)


いい天気じゃ・・・世間は秋分の日、そしてテニスの日である。なのに如空が通うスクールはおやすみ・・・・・なぜだ!この秋晴れの空の下でテニスをせずに何をするというのか。と腐っていたら、今年になってテニスを始めた知人が一時間だけコートが取れたとので相手をしてくれという連絡が入った。いそいそとラケットを担いでコートに向かった。
一時間しかないので、二人でストロークのラリーをして、サーブの練習をして、シングルスのゲームをした。相手は中学時代一年間だけ軟式テニスをしていた人でこの5月から硬式のテニスを始めた。如空とは10歳違いの26歳。若い、吸収が早い。サーブ練習がしたいというので20分間ひたすらサーブの打ち込みを二人でしたのだが、如空のちょっとしたアドバイスをすぐに吸収してサーブを上達させる。若いって恐ろしい。この人、あっという間に如空より上手くなるぞ。軟式あがりなもので、フォアハンドが強い強い。バックハンドはコーチから両手うちにしろといわれているらしいが、頑なに片手うちにこだわっている。打点が近くて振り遅れているようだ。軟式ではあの打点とスイングでもちゃんと打ち返せるそうだ。もう少し前で打てば入るようになってくる。末恐ろしいやつである。
荀子の教えで弟子が師匠より優れていることを「青は藍より出でて藍より青し」というらしい。後輩が先輩を追い抜くことにもつながる。やがてそうなるのであろう。
一時間しかテニスをしなかったのだが、若い人相手に打ちまくったので結構疲れた。二時間していたら足がもたなかったかもしれない。最近体力の衰えを感じることが多いなあ、何とかしなくては。青いというより藍色というほどに澄み切った秋分の日の空を見上げながらそう思った。