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第九房 2004年関西ジュニア、全日本ジュニア観戦記 (2004/08/19)

 

2004年07月23日 関西ジュニア決勝とフットワーク

大阪の靭公園テニスセンターでは関西ジュニア選手権が行われていた。昨日、たまたま日中時間があり、18歳以下の男子シングルス決勝を見ることが出来た。二人ともここまではストレートで相手に一セット辺り1ゲーム位しか与えずにここまで来た。片方はオーソドックスなオールラウンダーでバックハンド両手打ち、もう片方はバックハンド片手打ちのサウスポーだった。
さすが決勝というべきかゲームは白熱し、2-6、6-2、7-5の僅差で前者が優勝を決めた。
彼らのボールはつなぎも決めも同じペースのトップスピンである。しかし、ネットの通過点が違う。つなぎは高く深く打ち、決めは低く打つ。スピードに大きな変化はない、回転量もあまり変わらない。だから決め球も浅くそれほど速くないのだが、角度があり厳しいところをついてくる。バックハンドスライスもチェンジオブペースで使うが続けては使わない。サウスポーのフォアと勝者のバックハンドのクロスの打ち合いが多かったが、けしてフォアに対して両手打ちバックハンドは負けていなかった。二人ともスキあらばネットに積極的に出ていた。見ていて非常に楽しい好ゲームだった。

追いつけそうにないボールを何度も拾うジュニアたちのフットワークが素晴しい。ハードコートの地面に足が吸い付いているみたいだ。
最近、私は練習前の50mダッシュをストップ&ゴーの練習に変えている。ダッシュして方向転換して逆方向にまたダッシュする練習だ。これをするとものの2本で太腿が上がらなくなる。方向転換するのに踏ん張って止まっている時間が異常に長く、それだけ太腿に負担をかけている。学生時代バスケ部だった如空はよく体育館でこの練習をしたが、あの頃はもっとキビキビと動けていた。今は見る影もない。フットワークのよさはスピードだけでなく、すぐ止まって方向転換できることにある。今の如空は止まるのに精一杯で方向転換が異常に遅い。これでは中々思い通りにテニスできないわけである。
鍛えられたジュニアたちのフットワークが見ていてとてもうらやましかった。

 

2004年08月11日 全日本ジュニア選手権

世間はお盆休み。役所やサービス業は休めないが、製造業・建設業などは皆そろってお休みだ。
おかげで、誰もテニスの相手をしてくれない。コーチ達も夏休み(コーチはサービス業だろう、休むなよ)。というわけで今週は如空のテニスも夏休み。つまらん。アテネオリンピックもいまいち興味もてない。
如空の目が行くのは靭公園だ。
世間のお休みモードを尻目に大阪の靭テニスセンターでは少年少女達の熱い戦いが繰り広げられている。全日本ジュニア選手権が今週開催されているのだ。

大阪市のど真ん中、靭公園にある靭テニスセンターは西園と東園に分かれている。東園は昔からある普通のクレーコート、普段はテニスクラブになっている。西園はハードコート、オリンピックが誘致された場合はここがテニスの会場になるはずだった。全てのコートに二列のベンチシート観客席がある。No1コートはコートサイドに階段状の観客席があり、センターコートはすり鉢上の大規模なコート。デビスカップや世界スーパージュニアなどの国際試合の会場としても使われる本格的なコートだ。
12歳以下、14歳以下のジュニアは西園で、16歳以下、18歳以下のジュニアは東園で第一週を戦っている。センターコートのロビーでは各ラケットメーカーがストリング要員を常駐させ、選手たちのストリングをせっせと張っている。コートの外では試合を控えたジュニアたちがウォーミングアップをしている。靭公園全体が最も活気あふれるときだ。

ジュニアの試合観戦は大変勉強になる。ジュニアはほとんどがストローカーだし、サーブもそれほど強くないので、フォア・バックの打ち合いを淡々と続ける。ストロークのフットワークもスイングも基本に忠実なので大変参考になる。これがJOP大会や大学生の大会だと癖があるし、男子はサーブがモノをいうので、ハードコートではなかなかストローク戦にならない。みんなすぐにネットに出てしまう。
ただ、ジュニアの試合でも男子の強い選手はやはり流れの中でネットに出て行く。オールラウンダーでなければ生き残れないのだろう。あと、今日見た限りでは男子の高学年ジュニアたちの間で片手打ちバックハンドの選手が増えていた。フェデラーの影響だろうか?

当分はジュニア観戦でストロークの研究をしよう

 

2004年08月17日 トップジュニアたちのテニス

大阪・靭テニスセンターで行われた全日本ジュニア選手権が無事終了した。18歳以下男子シングルスを中心に観戦したが、男子のトップ選手はプレイスタイルが皆同じだった。

サーブは確率重視のスピンサーブ。エースはたまにしか見られない。ワイドに逃げるサーブをあまり使わない。それより深さ重視のサーブだ。前半戦にいた片手打ちバックハンドの選手はほとんど勝ち残らず、残ったのは両手打ちの選手たち。皆一様にマラット・サフィンのようなスイングだった。サフィンのようといえば、フォアハンドもオープンスタンスからの熱い握りのトップッスピン。女子のようなフラット系のあたりはあまり見られない。

組み立てはクロスのストロークが主体。バックハンドのクロスからフォアに回り込んで逆クロス、とにかくクロスに打ち込む。ストレートはあまり打たず、ひたすらクロスの打ち合いで相手が崩れたら、ネットに出る戦法だ。フォアの逆クロスからのエースが最大の武器。
左右にはあまり振らない。相手を振るとアングルの付いたカウンターを喰らうからだろうか?ひたすらクロス主体だった。スライスもたまに混ぜるが、ほとんどトップスピンで打ち、緩急もあまりつけていない。フォアハンドの逆クロスを打つ機会を淡々と狙っている。

プロテニスのTV中継を見慣れているものからすれば、かなり地味な内容だ。しかし、それだけに基本・原理・原則に忠実なシングルスの試合の進め方なのかもしれない。如空の新しいシングルスのコーチもよく言うことだが、左右にすぐ振るのはとてもレベルの高い戦術だ、基本はクロスにじっくり深い球を送り、相手を後ろに押し下げ、ペースをつかみ、そこからクロスに緩急・角度・長短を変化させ、相手のミスを誘い、チャンスを作ってフォアの回り込み逆クロスを強打、そしてネットへと連続攻撃を仕掛ける。しのがれたら、またクロスのラリーを一からやり直す。これがシングルスの基本なのかもしれない。
もっと地味なテニスを身につけなければと考えると同時に、その地味なテニスをするためには地味な反復練習による基本技術と体力が必要なのだと思い知らされる。彼らはそれをして、この靭のセンターコートに立っているのだ



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