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第五房 2004年フレンチオープンTV観戦記 (2004/07/22)

 

2004年05月22日 全仏ドロー

全仏のドローが出た。
全ドローを四等分してQFベスト8を予想(希望?)してみよう。

男子シングルス
第一シードフェデラーのいるトップハーフの上部の山は有力選手が目白押し。フェデラーは順調に行けばクエルテン、シャルケン(ORロペス)とあたる。さらに第8シードのナルバンディアンはサフィンとグロージャンの勝者とあたることになる。下の三人は誰が出てきてもおかしくない。サフィンは全豪に続きタフドローになった。それでもQFはフェデラー対サフィンだろう。
第4シード前回王者フェレーロのいるトップハーフ下部の山はフェレーロ自身が問題、体調不調の上今日のニュースでは欠場の可能性すらある。しかもフェレーロの初戦の相手は全米クレーコート選手権で優勝し復活してきたトミー・ハースだ。これは手ごわい。下の方を見ると第7シードシュトラーに相対するヒューイットが見もの。2人とも赤色が好きなファイター、レッドクレーを赤く染めていい勝負をしそうだ。フェレーロにはがんばって欲しいが、予想としてはQFハースVSヒューイットのような気がする。
第3シードコリアのいるボトムハーフの上部の山は比較的安泰。第5シードのモヤと第3シードのコリアになる可能性大。ゴンザレスがコリアを止めない限りは間違いない。
第2シードロディックのいるボトムハーフはクレーがどちらかというと苦手なシード選手が集まっている。スリチャパンがロディックを止めない限りはQFはアガシVSロディックと予想する。
ちなみに優勝はモヤVSコリアの勝者がなると思うのだが結果はいかに。

女子シングルス
クライシュテルスが欠場したとはいえ波乱などこれっぽっちも起こりそうにない。
QFはシード通りエナンHVSペトロア、モーレスモVSダペンポート、ミスキナVSVウィリアムズ、カプリアティVSSウィリアムズとなる可能性が濃厚。決勝は03年女王エナンHと02年女王セレナ・ウィリアムズの女王対決となれば歴史に残る試合になるかもしれない。しかし、試合から離れていたセレナは決勝までにカプリアティとビーナスを越えなければならない点でエナンよりは苦しい立場だ。エナンH決勝進出の前に立ちはだかるのはモーレスモかダペンポートか。絶好調のモーレスモはシード通り優勝候補の3番手だ。全仏を取れば生涯グランドスラムを完成するダペンポートも調子はいい。
でも結局優勝するのはエナン−アーデンなんでしょうね。

 

2004年05月24日 アガシ ダウン

全仏初日いきなりアガシ敗北。なってこった。ボトムハーフはどうなるんだろう。ロディック独走か?
ヘンマンが2セットダウンからの大逆転勝利。苦手のクレーでよくがんばる。
しかし、ネットプレヤーがクレーで不利なのはなぜ?ボールが遅くバウンドが高いとボレーの威力が半減するのだろうか?昔エドバーグやラフターも全仏でいいところまでいたし、戦術しだいだと思うのだが。wowwowで生中継が始まった。さあ、全仏モード突入だ

 

2004年05月25日 シードダウン

「大変長らくお待たせしました。フィリップ・シャトリエ・コートのレッドクレーに皆さんをご案内いたします。」実況岩佐氏の名調子で始まったWOWWOWの全仏中継。シャツをハーフパンツに入れてるミスター5セット(過去フルセットに至ることが多かった)ベテランのマーチンと第2シードのロディック戦が最初の放送カードだった。しかしこの2人のアメリカ人対決はあまりクレーコートの試合に見えなかった。足も滑らさないし。ロディックは相手のセカンドサーブをリターンするとき、ファーストより下がります。普通はライジングで叩きにいくため前に出る人が多いのですが、これはボールを落として強打するという作戦なのだろうか?
しかし初日はアガシの他にゴンザレス・フィリポーシスなどが敗退、女子でもドキッチが負けた。残念だ。
二日目、フェレーロがハースとあたる。必見カードだ。

 

2004年05月26日 ハース

昨年の全仏王者フェレーロが初戦突破。一箇所指を骨折しているらしい。もし負けていれば全仏史上初の前回王者の初戦敗退だったが、とりあえずは良かった。しかし優勝は難しそうな気配だ。
それよりもその対戦相手だったトミー・ハースが素晴しい!昨日のWOWWOWの放送で始めて映像でみたが片手打ちのバックハンドがすばらしい。フォームも美しいし、ダウンザラインへのコントロール・威力ともに完璧である。フォアのクロスも威力がある。チャンスでのネットの詰めも早い。
今ATPのトップ選手の中でネットプレヤーとクレー育ちのぐりぐりトップスピンを打つ選手以外、つまりハードコートで通用するストロークを持つ片手打ちバックハンドの若い選手といえばフェデラーとブレイク位しか私には思いつかない寂しい状況であるが、ハースのバックはフェデラーやブレイクのバックに比べ癖がなくてとてもカッコいい。カッコいいだけでなく威力があり、エースが取れる。その才能を高く評価されながらも中々怪我等で結果が出なかった選手だけに今後に期待したい。

 

2004年05月27日 シードダウン2

女子第一シードエナン、男子第二シードのロディックが破れ波乱のローランギャロス。まあ、男子の方はクレーコートが苦手なアメリカ勢が敗退しただけで、クレーが得意な選手は逆にノーシードでも生き残っている。クレーの頂点にふさわしい内容かもしれない。
それに対して女子は男子ほどサーフェイスの得手・不得手が出ない傾向があるが、それでも上位陣がセットを落としたり不安定である。もしかして大荒れの予感?

 

2004年05月28日 全仏混戦

フェレーロダウン!出場も危ぶまれていたことを考えるとよくやったというべきか。サフィンも凄い試合をしている。フルセットにもつれて日没サスペンド。WOWWOWの放送で終了直後、サフィンがハーフパンツを下ろして下着を出して警告をくらってた。サフィンらしい。
今日はフェデラーVSクエルテン。フェデラーはキーファーの次がクエルテンとタフドロー。この後サフィンが来たら・・・トップシードも大変だ。

 

2004年05月29日 アプローチ

全仏でサフィンの2回戦がWOWWOWで放送され観戦、とても面白い内容だった。サフィンは全豪でバックハンドスライスからネットへのアプローチをよく見せていたが、この全仏では高い打点からハードヒットしてネット出て行く。まさに怒涛の攻めだ。これはサフィンの新しいコーチピーター・ルンドブレンの方針だろうか?ルンドブレンが去年までコーチしていたフェデラーはオールランドプレヤーで積極的にネットに出るタイプだが、ウィンブルドン準決勝・決勝でもバックハンドスライスのアプローチではなく、フォアハンドのハードヒットからネットに出ることが多かった。サフィンはバックハンドが両手打ちなので、フォア・バックどちらからもハードヒットがある。より攻撃的テニスになるのだろう。

 

2004年05月30日 フェデラーダウン

今日の朝、全仏オープンのフェデラーVSクエルテンを録画したビデオを見る。第一シードフェデラーが3回戦で消えた。残念。

 

2004年05月31日 地上波1

TV東京では全仏オープンを男女準決勝から放送するらしいが、去年同様TV大阪では決勝の土日しか放送しない。これがWOWWOWに加入した決定的な原因になっているのだが、なぜだ。「テニスの王子様」や「エースを狙え」等で学校のテニス部は大盛況らしい。なのにテニス中継では視聴率が取れないのか。この調子ではTV朝日系列の全米オープンも怪しいぞ。ケーブルテレビ加入してよかった。ガオラでマスターズシリーズも見れるようになったし。
今日の放送はサフィンVSナルバンディアン、そしてヒューイットVSマリッセ。マリッセ君はヒューイットがウィンブルドンチャンピオンになった年のベスト4、久しぶりの登場だ。彼の軟らかいテニスは結構好きだ。ヒューイットにとっては苦手クレーを克服して決勝に進むための最大の難関に差し掛かろうとしている。
苦手克服といえばヘンマンも2セットダウンからの逆転劇を2回も行って絶好調。ネットプレヤーのクレーでの優勝は難しいとされるが、どうだろう。エドバーグやラフターなど優勝こそ難しくてもそれなりに勝ち進んだ実績がある。サンプラスは苦労したがそれは彼のサーブとストロークがフラット系なので威力がクレーでは落ちるためだろう。その点、回転系のキックサーブ・フォアからトップスピンが使えるネットプレヤーはクレーでも十分戦えるのではないだろうか。SFまでは行って欲しいものだ。

 

2004年06月01日 ベスト8

全仏オープンはベスト8が出揃った。
個人的に応援していたサフィンが負けて残念だ。ヒューイットとヘンマンはもう一回勝てると思う。その後SFで優勝候補と当たるのが山だ。
ヘンマンと当たるのはモヤとコリアの勝者。モヤ対コリアは事実上の決勝戦だ。今年のクレーNo1を決めるにふさわしい。そして勝ったほうがローランギャロスの王者になる。(多分)。
ヒューイットと当たるのはクエルテンとナルバンディアンの勝者。クエルテンは好調時の調子を取り戻しているといわれるがどうだろう。フェデラー戦を見る限りはまだスピードがいまいちのようだが。ナルバンディアンはカウンターショットの名手。アルゼンチンの選手なのにクレーが苦手、速いサーフェイスの方がよいというところはフェデラーともよく似てる。ゆったり攻めのクエルテンに対しナルバンディアンは得意のカウンターで優位に立てると思う。しかし、その後のヒューイットに対してはどうか?ヒューイットもカウンター型のプレーヤー。その資質はどちらが上だろう。
というわけで個人的な予測としては決勝はヒューイットVSコリアでコリア初優勝と見るが結果はいかに。

 

2004年06月02日 ネット・プレーヤー

練習から帰ってみるとカプリアティとセレナ・ウィリアムズがTVの中で死闘を繰り広げていた。セレナが苦しそう。左太腿を痛めたようだ。最後はカプがしっかり決めた。マッチポイントで線審のミスジャッジでポイントのやり直しを強いられたが崩れることなく、もう一度ポイントを決めた。あのメンタルの強さ、集中力が素晴しい。
カプは2001年に復活してからも死闘が多い。2001年全仏決勝のクラシュテルス戦、ファミリーサークル決勝のビーナス戦、2002年全豪決勝のヒンギス戦、2003年全米のSFかQFでのエナン戦と歴史に残る接戦を演じている。
それらの歴戦に匹敵するのがセレナ・ウィリアムズとの数々の死闘である。グランドスラムでこの2人はよく当たる。そしてどれもが死闘なのだ。2人の名勝負が今日もまた一つ刻まれた。
この日記を書いている内にビーナスもミスキナにストレートで敗北。姉妹が当たらずに2人とも敗退するとは予想できなかった。

全仏ではネットプレーヤーのヘンマンがSFに進出し大騒ぎだ。WOWWOWの放送で、ダバディ氏が進行の進藤さんに「ネットプレーヤーの定義は?」と聞かれてうまく答えられていなかった。実際「ネットプレーヤー」と「ネットに出るベースライナー」「オールラウンダー」と違いは何だろう。私なりのネットプレーヤーの定義はこうだ。

1. サーフェイスに関らず、サーブのファースト・セカンドに関らず、サービスゲームではサーブ&ボレーを仕掛けること。サービスゲームではボールを地面に落とさないという気迫でネットラッシュするのがネットプレーヤーだ。時々ステイバックすることはかまわない。しかし、基本的に全てのサーブにおいてネットダッシュすること。これが出来るためにはファーストタッチでのローボレー技術がモノをいう。沈んでくるリターンをファーストボレーで何気なくしかし鮮やかに深く鋭く返球し、流れるようにネットについてセカンドボレーからの連続攻撃でトドメを差すのがネットプレーヤーだ。強力なサーブで浮いた球を叩き込むのはベースライナーでも出来る。

2. 大事な局面でチップ&チャージを見せること。ネットプレーヤーはサービスゲームのキープ力に比べ、リターンゲームでのブレイク率が低いのが特徴だ。プレーヤーはポイントとなる場面、苦しい場面では自分の得意な技にすがるものだ。ネットプレーヤーは相対的にストロークよりネットが得意だからネットに出て行くのだ。当然ネットプレーヤーは相手のセカンドサーブやブレイクポイントにおいてブロックリターンで前に出て、ネットで勝負する。ネットに出た後、打たれるパスは強烈なものになるだろう。それでも、ベースラインにいるよりもより高い確率で攻めるために、危険を冒してネットに出て行くのがネットプレーヤーだ。

3. バックハンドスライスによるキャリオカステップ・アプローチを得意とすること。ベースラインにステイバックしていても、ネットに出る機会を常に伺うのがネットプレーヤーだ。高い打点からストロークを叩き込んでそのままネットに出てトドメを差すのはベースライナーとオールラウンダー。それをせずにとにかく有利にネットに付き、ネットについてから更にゲームを作って決めるのがネットプレーヤー。それだけにボールが短くなったからといってフォアのトップスピンで出て行くと高い打点からのパスを食らうことになる。またスピンのフォームでは打つとき一度足が止まるので流れるようにネットにアプローチしにくい。バウンドが低く弾まないスライスでネットに出て少しでも相手のパスを弱め(弾まないスライスを持ち上げてネットを越すことは難しい)、キャリオカステップで流れるようにネットに出て行く。スライスはネットでポイントを取るための手段だ。いわゆるストロークでエースを狙い、更に前で打ってエースを狙い、ネットでトドメという怒涛の連続攻撃というのはどちらかというとオールラウンダーの領域だろう。

私がテニスを見始めたときからすでに世はベースラインプレーヤーの時代だった。「史上最強のオールラウンダー」と呼ばれたサンプラスも私の目にはネットプレーヤーに映った。そしてラフターが引退し、サンプラスまでもが引退した今、ヘンマンの存在は貴重だ。ストロークを強化し、オールラウンダーに脱皮しつつあるヘンマン。しかし、最終的に勝負を決めているのはネットだ。これからもアガシ同様に息長く活躍して欲しいと思う。

 

2004年06月04日 大穴

誰がこんな結果を予想しただろう。全仏後半戦、女子の決勝はロシア対決ディメンティエワVsミスキナ。クラシュテルス不在とはいえ、ベルギー勢とウィリアムズ姉妹のいない決勝なんて久しぶりだ。SFで敗れたカプリアティとスワレスは調子が悪かった。女子選手は全体的に皆不調の中で試合をしている。しかし、ロシア女子は皆長身なのにサーブが弱い。あれでもグランドスラムの決勝に進めるのだから面白い。ちなみにヨネックスのウェアのデザインは昔からいまいちだと感じていたのだが、今回のデメの赤いウェアは中々いい。ちょっとデメがかわいく見えた。
男子はヒューイットとグーガ・モヤが敗北。ナルバンディアンVsガウディオとコリアVsヘンマンというSF。地味じゃー。本命はコリアだが大会の盛り上がりという点ではヘンマンの決勝進出、そして優勝というストーリの方がよさそうだがさて・・・・

 

2004年06月05日 4強激突

ローランギャロスでは男子4強が激突、ナルバンディアンとヘンマンが当たって砕けた。
ナルを破ったガウディオは確かに素晴しいテニスをした。深いラリーでミスをせずにハードヒットを続けるあのストローク力は素晴しい。粘り強いヒューイットが我慢できなったのもよくわかる。そしてバックハンドのダウンザライン。一回戦で見たハースやQFのグーガのシングルハンドバックも素晴しいが、ガウディはその上を行く美しさだ。思わず「おお」と声を上げてしまった。要所で決めてくる。かつてグーガが着用していたディアドラのウェアとシューズを身にまとい、実に美しいテニスを展開した。
しかしナルも勝つチャンスは十分にあった。第二セットリードして向かえたセット後半、ナルは明らかに勝負をかけるべきポイントで守ってしまっていた。アガシを髣髴させる相手を左右に振って最後にアングルショットを決めるパターンも、ゲームポイントになるとなぜか最後の決めのショットに切れがなくなり、相手に追いつかれる。攻めきる勇気がないと見えてしまう。期待していただけに残念だ。
ヘンマンは第二セットの4−2までこれまた素晴しいテニスを展開した。フォアハンドの高い打点の強打が素晴しい。最近のトップ選手の必須条件はファアの強打だ。スピンをかけすぎるフォアでは勝てなくなっている。ネットプレーヤーヘンマンはそのフラットのフォアでの強打を手に入れる事でオールラウンドプレーヤーに脱皮した。スピンが少し多めのコリアはペースをつかめない。持ち味のネットプレーも素晴しかった。ヘンマンが一方的に押切ると思った第二セット中盤、しかしコリアが静かに逆襲を開始する。
ネットに出たヘンマンに対してパスに緩急をつけ始めた。ストロークに緩急をつける選手はいるが、パッシングショットに緩急をつける選手は珍しい。ゆるいヘビースピンのクロスパスと鋭いストレートパスの緩急がヘンマンにボレーミスを誘い始める。流れが変わった。一度流れをつかむと一気に押切るのが強者のテニス。モヤを下し今年のレッドクレー最強の称号を手に入れつつあるコリアはそこからなんと13ゲーム連取。第4セットでヘンマンが意地を見せ、観客も味方につけ一時リードを奪うが、3−5の土壇場でコリアはブレイクに成功、更に攻め続け、タイブレークになる前に試合を決めた。
惜しむらくはヘンマン、ファーストサーブの確率が悪すぎた。劣勢になってからのボレーミスも多かった。ウィンブルドンではがんばってもらいたい。

 

2004年06月07日 終幕

全仏は男子がガウディオ、女子がミスキナの優勝で終わった。
女子はエナンVsセレナの女王様対決を期待していただけに残念。決勝の内容もデメンティエアが不調につき、一方的な試合になってしまった。
男子決勝は意外なドラマが展開。コリア絶好調で試合が進み第一第二セットを連取。ガウディオも反撃を開始して第三セット奪取。さあ第四セットはいかに?というところでコリアの足が痙攣、続行は無理かと思われたが、なんとコリアは第四セットを捨てて足の回復を待ち、第五セットで勝負をかけてきた。
やりにくそうなガウディオに対し、いつもトップスピンでなくフラットで一発エースを狙うコリアの執念がマッチポイントを呼び込む。しかし、最後はガウディオが逆転して初優勝を決めた。
足を痛め手に入れかかっていたカップを手放してしまったコリアはさぞかし無念だろう。しかしガウディオもまた難しい立場にあった。満足にプレイできない相手に負けることは許されないが、勝っても相手の怪我のおかげだとケチがつく。彼もまた心に割り切れないものを持っていただろうと私は想像していたのだが・・・・試合中のガウディオの表情や試合後のインタビューを読む限り、私が想像したことなどほとんど気にしていない様子だ。プロの競技者とはこういう性格でなければならないのかもしれない。私には到底及ばない境地だ。

全仏が終わり、そして二週間後ウィンブルドンが開幕する。
そしてウィンブルドンが終わるとまた今年も夏が来る。

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