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第147房 「並行陣でポーチ 」 (2009/08/30)

 

土曜日のダブルスのレッスンはポーチのフォーメーションだった。
「ポーチはチェンジプレーなんです。」
とコーチは開口一番、そういった。
「ポーチに飛び出した人は、ポーチした後もどってはだめです。踏み込んだ勢いそのままに走り抜けて反対サイドに入ってください。ポーチに出た後の開けた穴はペアが埋めるのです。雁行陣でも並行陣でも原則は同じです。ペアがポーチに飛び出して自分のサイドに来ているのに、ボーっと見ていてはいけませんよ。ポーチはチェンジプレーですよ。」
といってクロスのラリーから三球目までに強制ポーチ、その後開いたサイドにコーチがボールを入れる、そのボールをチェンジしたペアがカバーする。という練習を何度も繰り返した。平行陣の場合のみの練習だったが、よく考えると試合で平行陣でポーチに出ることないな。ポーチは雁行陣のものと決めてかかっているところがある。だが、この練習をするとよくわかるのだが並行陣でポーチに出ると展開は早いわ角度はつくわで、カバーするほうも大変である。並行陣のポーチってよほど息の合ったペアでないと出来るものではないと思う。デモね、並行陣になっても攻められずにいることが多いのも事実。ならば思い切って並行陣でポーチに出るのも一つのの手だ。そのとき、実戦でペアはポジションチェンジしてカバーできるだろうか。チェンジできるようになるためには練習してその反応を体に覚えさせるしかない。練習あるのみ。

 

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