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第122房 「ハードヒットするべき位置」(2007/09/27)


今日のシングルスの練習は人数が少なかったこともあってひたすらゲーム形式だった。黙々とサービスを打って、リターンを返して、ラリーで相手を動かして、オープンコートを作って、そこにボールを入れて決める。それを延々と続ける。コーチとの一対一でもコーチはあまりハードヒットせず繋いで、相手を動かすことを重点的に展開してみせる。ハードヒットするべき地点はどこか、
「頭の中でサービスラインとベースラインの間に線を引いてください。そのサービスラインとベースラインの間の線から前でネットより高い打点で打てるときはハードヒットでフラットです。ネットより低い打点ならスピンで強めに打ってください。後センターラインとサービスラインの交点のT字部分とセンターマークを繋ぐ線上、この付近にバウンドしてネットより高い位置で打てるボールはハードヒットです。ネットより低いときはスピンで強く打ちます。」
「逆に言えば、右でも左でもコーナー深くに打たれたらハードヒットしてはいけないんです。距離があって相手に追いつかれやすい。その上、自分はスイングを振り切ってしまっているので、センターに戻る動作が遅れる。オープンコートにライジング切り替えされるとおしまいです。相手の位置も良く見ることが大事ですが、自分の打つ位置も常に意識して、打つべき位置なのか、繋ぐべき位置なのか、よく考えて打ってくださいね。」
とコーチは解説する。
如空は相手の位置も自分の位置もあまり意識せずに、ひたすら「どうすればいい球を打てるか」のみを考えているような気がするなあ・・・・もう少し考えて打たないと勝てないよね。


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