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第105房 「ヘッドを落としてからサーブ」(2007/08/23)

 

「如空さんのサーブが回転がかかりにくく、フラットなあたりになりやすいのはなぜだかわかりますか。」
とコーチが如空に問う。わからないと如空は答える。コーチは言う。
「ヘッドが落ちていないからです。ラケットを担ぎ上げた後、そのまま内に行っているからですよ。打つ前に力を抜いて、ひじから先を背中に残したまま肩を先に回してみてください。そして肩に引っ張られる形でヘッドが出てきて、ヘッドが肩を追い越すように振るのです。そうすればラケット面に後ろから前への動きに加えて、下から上、左から右の動きが加わって、ボールに回転がかかりやすくなります。」
確かにそうすれば回転が良くかかる。面を操作したりこすり上げたりしなくても普通にスイングするだけで回転がかかる。デモね・・・如空の場合、ヘッドを落として背中で回すとタイミングが合わないのですよ。クイック気味にスイングすることに慣れてしまって、ゆったりと背中でラケットを回してから振ると振り遅れるようになってしまっていうる。でもセカンドサーブを確実なものにするためにも、サーブのバリエーションを増やしてレシーバーを悩ますためにも回転系の確実なサーブが欲しい。このタイミングで打てるように当分練習しよう。

先週の体力を消耗し尽くしたシングル大会はそれなりに色々と収穫があった試合であった。特にサーブ。如空は長らく、「サーブの時に力を抜く」ことを「グリップを緩く握る」ことだと思っていた。もちろん、グリップを握る手に力入り過ぎてもいかんのだが、緩すぎてもいけない。如空はよく疲れてくるとサーブの面がヒットのときにぶれる。これは疲労でフォームが崩れているのだと思っていたのだが違った。グリップを緩く握ったままスイングしていたからだ。サーブのとき脱力するには「グリップを緩く握る」でのなく「グリップは強すぎず、緩すぎず、適度な力」で握った上で「手首の力」を抜いて緩々にしておくのだ。手首の力を抜くとヘッドを頭の上に担ぎ上げるには遠心力を利用してラケットを振り上げないと頭の上に上がってくれない。腕力で上げるとヘッドが下がったままで上に上がる。だから手首の力を抜くと、腕力に頼らないスイングをしないと上手く振れなくなる。これが脱力の元だった。そういえば昔コーチにサーブに回転がかかりにくいのは手首が固いからだといわれたことがある。そのときのコーチの言いたかったことがなんとなくわかったような気がする。というのは手首を脱力してヘッドを落として頭の後ろからグリップを上に抜くような感じで振り上げるとヘッドが最後に振りあがってナチュラルでスピンサーブもどきが打てるようになる。こんなことを試合中に発見したりしているから勝てないんだな。もっと勝つことに集中しないと。



 

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