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第103房 「切るんじゃなくて押すんです」(2007/08/23)

 

今日のダブルスの練習のテーマはスライスを使ったアプローチからのネットプレーだった。
「切るんじゃないんですよ。押すんですよ、スライスは。」
とコーチはスライスが上手く打てない如空たちに何度もデモンストレーションして見せる。
「ラケットは高く、目線は低く、ボールの下を見て、ボールの下をスライス面で押すんです。高い位置からラケットを下に滑り込ましてスイングするので切っているように見えますが、実際には皆さんが考えているよりも厚い当たりでスライスは打たれています。切るのはドロップショットを打つときです。深くアプローチショットを打つときは押すんです。フラットに打って最後の一押しでラケットをボールの下に押し込んでください。そうすれば程よくアンダースピンがかかりますから。」
「スライスを使ったアプローチはボールが低くて短いボールに対して使うのですよ。なぜかわかりますか。短い球でも、ネットより高いところで打てる球はフラットでハードヒットして、そこから前に出ればよいのです。でもネットより低いところで打たされるとフラットに打てないでしょう、スピンをかけないとネットを越えてラインの中に入ってくれないでしょう。軌道が高くなると前衛につかまりやすくなります。バウンドが高くなってパスも打たれやすくなります。それよりはスライスでネットぎりぎりに通してバウンドも跳ねさせず、相手に低い打点で打たせる方が有利だからです。ついでにグリップがコンチネンタルでそのままボレーの体制に入りやすいです。」
如空は昔からフォアのスライスはなぜか得意だった。押して厚い当たりで最後の一押しでアンダースピンをかけるということが、特に練習をしたわけでもないので出来ている。問題はバックのスライスだよな。当たりが薄い、押せていない、スイングが大きくなって振り遅れる。皆はフォアよりバックの方が得意なのに、なぜか如空は逆じゃ。根本的にバックハンドスライスのスイングに問題があるのだろうが、それを未だに発見できていない。
今日はスピン系のストローカーが多かった。アプローチしてネットにつくとネット際で落ちるスピンを皆打ってきて上手くボレーできなかった。たまりかねてコーチが手招きして如空に言う。
「下、下ですよ下。スピンが多めにかかったボールが来たときはフラットなボールが来たときよりも意識してボールの下にラケット面を押し込むようにしてローボレーしてみてください。スイングでネットより低い打点からネットの上にボールを持ち上げようとしてはだめです。ラケット面を上向きにしてラケットは下に動き、面は上を向く、この状態でスピンボールの下に押し込むとボールがネットを越えてくれます。押し上げようとしてはだめですよ、面の向きで上にあげるのです。」
言われた通りにやってみると、ネット際に沈むトップスピンが返球できるようになった。良い収穫だった。

 

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