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第094房 「ロブが超えない」(2006/05/13)



今日のダブルスの練習は、先週に続き陣形崩し。「皆さんのテニスはあまりに平面的なんですよ、もっと立体的なテニスをしないと。左右だけでなく前後・上下に相手を動かすのです。」相手が並行陣ならロブで相手を下げる。雁行陣ならロブでサイドチェンジをさせる。相手を動かせ、動かせ、とロブをガンガン使う。

勢いのある鋭いボールを上に上げるにはボールの下に上手く面を入れてタッチか若干のスライス回転でロブを上げるのだが、如空はこれが苦手だ。それほど背の高くない相手にもネットで捕まってしまう。どうも如空はスライスロブ・タッチロブを上げるとき、ボールがラインオーバーする恐怖を抑え切れない。それで短くなって相手に捕まる。思い切って大きく打つとオーバーする。トップスピンロブは振り切れば振り切るほどに回転が掛かり、より入りやすくなるのであまり悩まずに打てるのだが、あれはテイクバックを大きく取らないと打てないので、速くて勢いのあるボールでは使えない。
スライスロブでもタッチロブでも少し高さをもっと稼いで、しかし、距離は上手くベースライン内に収まるようなロブを打てるようになりたい。そのためには放物線の弾道をもっと高さだけ高くするようにしなくてはならないのだが、はてそどうしたものか・・・・あまりロブのコントロールの仕方などコーチも話題にしないし、技術書やテニス雑誌にも書かれていることは少ない。コーチに相談しても具体的なアドバイスは得られない。今までロブをあまり使ってこなかったからなあ・・・・ひたすら練習でも試合でも使って自分で感覚をつかんでいくしかない。


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