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第077房 「ストレートにはフラット気味に」(2006/05/13)


今日のシングルスの練習はコースの打ち分け。クロスに一本、ダウンザラインに二本、そしてチャンスボールをもう一度ストレートに叩く、フォアでもバックでもこの四本をひたすら続ける。
「クロスはスピンをかけてネットの上の高いところを通す。スピードより深さが大事です。ストレートはフラット気味にネットすれすれを通す。ある程度威力のある球を打たないと、追いつかれて切り返されてピンチになりますよ。シングルのラリーではストレートに打つのはネットに出るのと一緒、リスクを背負って攻めている状況だということを自覚してください。クロスとストレート、コースを打ち分けるだけでなく球種も意識して打ち分けることが大事です。」

この練習、ストレートをベースラインからとコートの中からの二箇所から打たせていることがミソである。ベースラインから打つとコートの中に入って叩くボールがアウトする。コートの中に入って打つボールが上手く入るときはその前のベースラインからのストレートが上手く打てていない。距離のコントロールが上手く出来ていないのだ。コートに入ったときはもっとボールを押さえ込まないといけないのだろうな、でもそれが感覚でわかっても上手くスイングに反映できない。もっと研究が必要だ。

「如空さん、フォアのダウンザライン、回転かけすぎです。もっとフラットに打たないと相手に追いつかれますよ。」とコーチに言われる。うむ、昨日の東レ準決勝ヒンギスのフォアの逆クロスを意識して打ているのだが、遠く及ばないようだ。素直にフラットに打ったほうが良いかも。

その後球出しで片方がコートの外からワイドに打つ。打たれたほうはワイドに入ったボールをダウンザラインに打ち返す。それをコートの外からもうダッシュして反対側のワイドに走りこみ、ダウンザラインに打たれたボールを切り返してそこからフリーの展開という練習をする。
バックハンドのストレートがダウンザラインに飛ばないよぉ。どうしてもややセンターよりに入ってコートの外から拾いに来る相手に楽をさせてしまう。今日はクロスにはいい球が行く。両肘をラケットごと前に押し出すことをイメージしてスイングしているのだがこれでクロスは上手く行くようだ。問題はストレート。ボールの内側を上手く打てない。ボールがストレートに行くときは変なサイドスピンがかかっている。こちらも研究が必要である。逆にフォアはフラットに打つことを意識しだしたらいい感じでストレートが打てるようになった。よしよし。

後半はリターンがチャンピオンになるニポイント先取のチャンピオンゲームをひたすら続ける。サーブも打点が大事。フォアハンドをステップインしたときと同じように前の左足のさらに前でボールを打ったときはいいボールが飛ぶ。それが崩れるから安定しない。もっとトスに意識を集中させよう。


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