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第068房 「「ふかし」と「ガチャ」」(2006/05/13)

自分で打とうと考えていた打点よりも自分に近いところで打たされた時、あるいは打とうというタイミングがずれて、自分でヒットさせようとしたときよりも早くボールがラケットに当たってきたとき、ボールは大きくぽわーんと飛び上がってコートの外に飛び出していく。これを如空の周辺のコーチや仲間たちは「ふかす」と呼んでいる。「押さえが利かない」とか「面が負けた」とか言う表現をする人もいる。
これは準備の遅れにより打点がこちらの考える距離より近く、こちらの考えているタイミングより早くに打たされて、グリップがまだゆるんでいる状況で打ってしまった時に起こる。打った瞬間、「あ、ふかした、これはラインオーバーする。」とわかる。リターンやボレーで多く発生する。如空の場合、バックハンドボレーで準備が遅れたところで速い球を突かれるとよく「ふかす」。またチャンスボールだと思って叩きに行ったときにボールに近づきすぎて打点が近くなってグリップの力が入りにくいところで打ってしまって「ふかす」事も多い。要するに自分の距離、自分のタイミング、自分の打点で打てていないときに起こる。

ボレーやリターンでは「ふかす」のとはまったっく逆の「ガチャ」も良く起こる。これは「ふかす」時とはまったく逆で、自分が予想した打点よりも遠くで打たされたとき、あるいは自分が予想したタイミングより遅れて打たされた時に、スイートスポットに当たっているにもかかわらずドロップボレーのように力なくボールが失速してぽとりと落ちる状況である。がちゃと音がするわけではないが、手に残る感触が文字通り「ガッチャ」っとするので「ガチャボレー」とか「ガチャリターン」と如空たちはよんでいる。実際に時々相手コートまで偶然入っていって絶妙のドロップボレーになることがある。こんなとき相手はガチャボレーとわかっているくせに、いやみったらしく「ナイスボレー」とよく言われる。
「ふかし」がグリップを握れていない状況でボールと当たってしまうのが原因なら、「ガチャ」はグリップを握って力が入りすぎたところでボールに当たってしまう場面で起こる。ゆるいボールを待ちきれないとよく起こる。またまた速いボールが来たときにあわててしまって、実際のスピードよりもさらに早いスピードでボールの接近を予想してしまい、ボールが到着していないのに早すぎるタイミングでブロックして、力が入りすぎたところで「ガチャボレー」をしてしまう場合もある。

どちらにせよ、時間と距離、両方における打点の狂いがこのようなミスを起こす。このミスをさせるために試合巧者は緩急をつける。それに対応できるだけの安定した技術を身につけたいものである。

 


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