第065房 「面を起こせ」(2006/05/13)
「バックハンドボレーを片手で打つ人、手を上げてください。」
はーい、如空はストロークは両手打ちですがボレーは片手です。
「ブロックボレーは出来ていますが、ゆるいボールを叩くことが出来ていません、特に逆クロス方向に打つ球がふけています。」
なんか、前のダブルスのコーチにも同じこと言われたな・・・・・・・
「ブロックボレーを打つときと同じように面を立てたままボールを待って打とうとしているので、面が正面を向いたまま上から下に落とされています。ボールを切るような形になっているのです。ネットより上でボレーできるときはスライス回転などかける必要はありません。フラットに叩けばいいのです。フォアと両手打ちバックは面を立てたままでも叩けます。でもコンチネンタルグリップの片手打ちバックではそれは難しいです。ラケットを左肩の上で寝かしてボールを待ってください。そして面を起こしてボールが当たる瞬間、スイングを止めて左手の甲を前に押し出す感覚で叩いてしまってください。」
「打点が目線より高くなるハイボレーの時はさらに肘がポイントになります。ラケットを担ぐだけでなく、右ひじを高く上げボールを指し、面を心持内側に、自分の顔に面を向けて構えます。そして肘を支点にしてラケットを振り上げてください。」
「ボレーは振るなと言われますが、バックで叩くボレーはスイングします。スイングして止める、その止めの瞬間にヒットして叩くのです。」
というわけでネットより高い勢いのないボールをバックボレーで叩く練習をする。まあ、ボールがふけることふけること、どうも打点が体に近いようだ。面が起こりきる少し前で当たってしまっている。でも上手く調整でなきない。この前の交流会テニスでもこのバックの叩くボレーをふかしてポイントをたくさん失ったっけ。早くコツをつかんで叩けるようになりたいものだ。そのためには練習練習。
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