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第054房 「ムーンボール」(2006/05/13)

 


日曜日のシングルスの練習はつなぎの山ボールの練習だった。ムーンボール、あるいは中ロブとも言われるこの高い軌道のトップスピンはシングルスにおいては必修である。とにかくこのボールで相手をベースラインの後方に追いやること。それが出来ればラリーで主導権を握れる。
「皆さん、打点が高すぎます。」
とコーチは言う。
「皆さんはそれほど速くはない山ボールが来ると、それがチャンスボールだと勘違いしていませんか。ベースラインの後ろに追いやられると、そこからは高い打点でフラットを強打してもそんなに威力のある球を打てません。この距離でネットを越してコートの中に入れようとすると、ある程度回転をかけなければならないからです。コートの外に追い出されたら、基本的には守りです。ムーンボールを打ち返すのです。そのとき、ボールが高くバウンドするからといて、それをライジングで高い打点で打ととしては無理が出ます。スイングに無理があるからボールが短くなって相手のチャンスボールになるのです。短いムーンボールはコートの中、ネットの近くで打てるのでフラットで叩かれやすいのです。ボールを高く、深く、そしてバウンドも高く弾むムーンボールを打ち返すためには、ボールを落としてから打ってください。腰の高さで打つイメージでちょうどいいはずです。ボールがバウンドの頂点から落ちてくる軌跡をなぞるようにラケットをしたから振り上げてください。そうすれば深いムーンボールが打てます。そのためにはベースラインから打点までボールより速く後ろに下がるフットワークが必要なのです。」
昨日の練習でフォアハンドトップスピンのコツはリストの脱力にあることに気づいた如空のフォアハンドは絶好調、ムーンボールも難なく打てて大満足である。しかし、問題はやはりバックハンド。こちらはスピンのかかりが悪い。ムーンボールというよりフラットロブもどきになってしまう。フォアのようにズバッとスピンが打てるようになりたいものだ。
コーチはジュニアの頃、ネット高さの二倍の高さにロープを張ってそこを何回もムーンボールで超えさせる練習を延々させられたという。そういう地味な練習の積み重ねが必要なのだな、やはり。

ところでこのムーンボールの打ち合いという練習をすると、ムーンボールの威力というものを思い知らされる。そんなに強打というわけではないのに、ベースライン付近に落ちて高く弾まれると後ろに下がりきれずに苦しい返球を余儀なくされる。それはミスを誘い、ボールが短くなりやすい。そういえばこの前の試合で勝った試合もフォアハンドのムーンボールを左右に打ち分け続けたからだった。このムーンボールをもう少し見直してみよう。

 

 

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