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第046房 「三歩下がってスマッシュ」(2006/01/14)

 


今日のダブルスのレッスンはハードだった。前半はストローク対ボレーでひたすら突き球の練習。ボレストって続くとベースライン同士のラリーより返球が早い分、ストローク側がとてもつらい。心臓が口から飛び出すのではないかと思うほどに突き球を連続で打たされた。もう、今日はそれだけでへろへろである。コーチはボレーするとき、時々短いボールをわざと混ぜる。それを追いつけない。「ボールのバウンドでタイミングを取っているからだ」とコーチは言う。「自分の方に飛んでくるボールを打つだけならボールがバウンドしたときにあわせてスイングをすればよい。しかし、左右に遠い球、前後に短い球を打つときはまず打点まで移動しなくてはならない。そのスタートが遅い。最初の一歩が遅い。自分のボールがネットを越えるときには構えて、相手がボールを打つときを良く見ろ。相手が打つ瞬間にタイミングを取って動け、そのためのスプリット・ステップだろう。」とコーチの叱責が飛ぶ。

ボレストのあとはスマッシュ。今日はコースの打ち分けである。逆クロスに肩を向けて、そのまま逆クロスに一本、逆クロスに見せかけてクロスに打つのが二本、計三本のスマッシュをかご一杯分打つ。その後、今度はネットタッチして下がりながらのジャンピングスマッシュを連続10本打つ。これでもう足がへろへろ、如空は完全にバテてしまい、その後のゲーム形式ではろくに動けなかった。

下がりながらのジャンピングスマッシュ連続10本は、まともに打てたのは最初の5本くらいまでで、最後の5本くらいはラケットに当てることすら困難なほど、足が動いていなかった。ぜーぜー息をしながらボールを集めているとき、昔別のコーチが言っていた事を思い出した。それはダブルスではなくシングルスの練習だったが、彼はこう言っていた。
「ネットで何をするのかわかっていますか?やることは二つだけです。一つは一歩前に踏み込んでボレーを打つこと、もう一つは三歩下がって下がりながらのジャンピングスマッシュを打つことです。」

「ローボレーもハーフボレーもつなぎのハイボレーも、それを打つこと自体は目的ではありません。それは負けないための手段です。ネットに出る目的はポイントを取ること。ポイントを取る手段は二つ。前に詰めてボレーすること。前に詰めればネットより高い打点でボレーが打てます。ネットより高いところからボレーを打てれば決まります。そしてそれを避けるために相手はロブを上げます。それを三歩下がってスマッシュするのです。スマッシュもまた一発でポイントを取るために打つのです。」

「ロブが上がれば横向きになって後ろに三歩下がる癖をつけてください。三歩下がってスマッシュです。三歩以上下がらされるときはスマッシュをあきらめてハイボレーで繋ぐか落として打つかを選択した方が良いです。四歩以上下がってのジャンピング・スマッシュはまず打ちきれませんよ。」
「もしロブが短ければ三歩下がる途中で止まってすぐにまた前に三歩進んでスマッシュすればよいのです。その場で待つより足が動いて打点の細かい調整ができます。脚を細かく動かせばミスも減ります。」
「ロブが上がれば三歩以内でスマッシュ、そう決めておけば迷いません。タイミングを間違うこともありません。下がりながら一生懸命に足でタイミングを合わせようとするからスイングが遅れてフレームショットになるのです。三歩で打つ。三歩で打てなければスマッシュは打たない。そう決めておけばよいのです。ネットでは迷うことが一番よくない。ロブが上がると悩む時間があるだけに決断が遅れて、結局振り遅れることが多くなります。それを避けるためには一歩詰めてボレー、三歩下がってスマッシュ、それ以外はつなぎのディフェンス。そう決めておくのです・」

このことといわれたときはぴんとこなかった。しかし、今は良くわかる。確かに三歩以上下がってのスマッシュは腰が砕けてまともに打てないことが多い。スマッシュは三歩までだ。どうしてもスマッシュを打つのならば三歩目でジャンピング・スマッシュを打つ。今日の練習では打点に入ろうとしてだらだらと動きすぎた。三歩だ三歩、三歩以内で決めるのだ。今度はそれで試してみよう。


 

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