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第040房 「逆クロス強化レッスン」(2005/10/20)

 

今日のシングルスの練習は逆クロスの集中講座。ボールを後ろから球出しされて、それをフォア・バック共に逆クロスでハードヒット。フォアは出来るけどバックは難しい「バックはぜんぜんボールを押せていませんよ。しっかりとためて、ひきつけて、ステップインして、振り切って」とコーチの声が飛ぶ。後ろから自分を追い越すボールをどうやってひきつけろと言うのですかコーチ。「だらーと打ちに行かない。打点を決めてそこにズバッと打ちに行くのです。」なんちゅう漠然とした指示だ。しかし、ズバット打ちに行くと打てるようになるから不思議だ。言葉って恐ろしい。

その後、クロスから来たボールを逆クロスで打ってから、ダウンザラインに打たれたボールをダウンザラインに打ち返す練習をする。逆クロスはさっきのドリルのおかげでいい感じ。しかし、そこから走らされてからダウンザラインをダウンザラインに切り返すのは難しい。どうしてもストレートよりもセンターよりに甘く返球してしまう。

「ダウンザラインというのは野球で言えばシュートの回転でよいのですよ。」とコーチは言う。
「無理にドライブ・スピンをかけようとするからあたりが薄くなってセンターに入ってしまうのです。振りきる必要もありません。ボールを後ろからひっぱたいて押し出してください。そのときサイドスピンがかかりますがそれでよいのです。ライン上に糸を引くようにまっすぐ飛ばすのでなく、サイドスピンで一度中に入ったボールが外に緩やかに逸れて行くような軌跡の方が厚いあたりの良いボールが行きます。」
サイドスピンがかかることは悪いことだと思っていたが少し見直してみよう。

その後はひたすらゲーム。今日は二面で4人だから休みなし。きつい。練習でもゲームでも皆走りまわされてみなぜーぜー言っている。逆クロスの練習ばかりしたのでゲームでフォアがクロスにしっかりと飛ばなくなった。クロスの時は肘を前に出す。意識してクロスを打つとき先にスイングしてから体を回すようにした。そうすれば肘が前に出る。矯正後はコースの打ち分けがうまくいくようになった。今後指意識しよう。

昨日のダブルスの練習では安定していたサーブがやはりシングルスの練習では崩れる。息が上がるまで走らされてからサーブを打つとどうも肩と打点の位置が安定しない。セカンドもファーストも軽くスライスをかけたサーブを打っているが疲れてからだと、それでも崩れる。いかん、いかん、これではまたシングルスの大会で崩れるぞ。
コーチは「如空さんのセカンドサーブは腰を回しすぎです」という「もっとヒットの時右足を後ろやや右寄りにけりだして腰の開きを抑えないと。セカンドのほうが回転量を多くするためにはセカンドのスイングのほうがファーストより鋭くならなくてはいけませんよ。」うむ・・・・どこかで徹底的にサーブの打ちこみをする必要があるな。

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