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第039房 「女の子打ちバックハンド」(2005/10/20)

 

サーブを安定させるために回転量の少ないスライスサーブを同じ力加減でファースト・セカンドともに打つようにし始めた。これが一番安定する、安定するだけでなく長持ちする。一試合だけでなく、一大会一日3試合以上サーブを打ち続けてもこれなら崩れない。多分・・・。
ゆるいスライスサーブは甘く入ると相手のフォアにリターンしやすい位置に入るので、コースに気を使うが自滅するよりはいい。とにかくフラットの調子が良いからといってがんがん打ちすぎてやがてフォームが崩れていくパターンを防ぎたい。一度フラットに打ちなれると途中で回転系サーブへ移行するのは難しい。プロやジュニアの選手は苦もなくやるが週末プレーヤーはそれほど器用にはなれない。

バックハンドは所謂「女の子打ち」と呼ばれる右手をフォアのグリップのまま右手首を折って左手主導で打つ打ち方でとりあえず安定させている。これ、男がやるとあまりかっこよくないのでやりたくない。できればサフィンやアガシのようにラケットを立てて打ちたい。それが出来なくてもせめてヒューイットのようにラケットを寝かるうち方で行きたい。アイスホッケーもどきの上半身を固めて後ろから引っ張り出すようなバックを打ちたい。腰を使ったスイングをしたい。しかし、如空がこれをやると打点が安定せんのだよ。どうも如空にはラケットを回してタイミングを取る癖があって、男子の両手打ちバックの一般的なやり方、ラケットを一度セットしてから振り子の様に二度引きして打つ打法がどうにも合わない。振り遅れたり、前過ぎたりしてフレームショットが多くなる。「男の子打ち」は高い打点も打ちにくい。ジャックナイフという技は高い打点を無理に「男の子打ち」で打ちに行くと自然と出てしまう動きだ。
両肘を曲げてボクシングのフックやアッパーのように左手を使って打つ「女の子打ち」はなぜか如空にはうまくいく。高い打点を打つときは左手をフックのように使ってレベルスイングしてフラットドライブを打つ。低い打点の時はアッパーのように左手を使って打つとスピンが多めにかかってネットを越えてくれる。打点が少々食い込まれてもブロックして打ち返せる。コツは肩を入れて構えたとき右手首の力を抜くことで、ここが固まっているとヘッドが前に出ず肩も回りにくい。「男の子打ち」は肩をあまりまわさず、体の開きを押さえにかかるが「女の子打ち」は肩をぶんぶん回す、まさに「左手のフォア」の感覚で打ちやすい。女子のジュニアはほとんどこの打ち方だし、WTAのトップランカーならダベンポートやクライシュテルスが「女の子打ち」の理想スイングを体現している。まあ、決して完璧なスイングではないのだが、とりあえずつなぐテニスをする分にはこの打ち方でいるとうまくいく。勝負はフォアで打つとして、当分はこれでつなごう。ヘッドを立てるバックは少し先の楽しみにとっておこう。

今日のダブルスの練習はネットに付いたペアがロビングで後ろに下げさせられてからの展開。このロビングを背走して追うというのはダブルスでもキツイ。何度もやると息が上がる。「その息が上がったところでプレーが雑になってはいかんのだ。」とコーチは言うが後ろに下げられてから連続攻撃されるとまず負ける。ロブにはロブで切り替えして時間を稼げればよいのだが背走しながらのショットだと短くなってスマッシュをくらいやすい。足を決めて打てるかが鍵になる。それでも練習のときははじめから落としてから打つと決めているのでまだ返球しやすい。ゲームだとまずスマッシュを狙い、次にハイボレーを狙い、その上で落として打つという選択肢がでてくる。ナイスロブとはそういう迷いを相手に与えるロブだ。しかし、甘ければスマッシュされる。リスクが伴う。ロブに打ちなれていないと意外と試合中臆病になってロブをあげられなくなるものだ。練習中でもロブは多用すべきだ。練習でしていないプレーは試合では使えない。


 

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