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第026房 「動いている相手を狙え」(2005/05/07)


今日のダブルスの練習で、コーチは「動いている相手を狙え!」と口をすっぱくして何度も叫んでいた。

「せっかくナイスショットを打って、相手を動かしているのに、なぜわざわざ決め球を動かした相手ではなく動いていないペアの方に打つのだ?守りのボールは遠いほう、攻めの球は近いほう、これは確かにダブルスの原則ではある。しかし、これは相手ペアが二人とも同じ条件の時のセオリーだ。前衛だろうが後衛だろうが相手が大きく動いて返球して時は動いた相手が元いたところに打て。出来るだけ早いタイミングでだ。そうすればポイントが取りやすい。ポイントが取れなくても動いている相手はミスしやすい、チャンスボールをくれやすい。動いていない相手は体制を整えて待っているから少々浮いた球を叩いても返球されるぞ。ダブルスだからといってわざわざ2対2で戦う必要はない。片方が崩れれば崩れた一人を二人で攻めるのだ。崩れていないほうは蚊帳の外に置いておけ。いいな。」

ポーチで相手前衛を狙う練習ばかりしていたので、深い位置に決め球を打つ習慣が付いていないのですよコーチ・・・・という如空たちのいい訳をコーチは罵声でかき消して、試合形式の練習が延々つづいて行く。



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