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第023房 「リターンをする時は偉そうに」(2005/05/07)



コーチはリターンのとき腰を低くしている如空の構えはよくないという。
「もう少しえらそうな態度で構えてください。」
えらそうってどういう意味ですか、問うと。
「腰を上に持ち上げて前に出してください。威張り散らしている人が胸張って歩いているように。腰を後ろに引っ込めて前かがみになると最初の一歩は早くなっても、腰がターンしてくれないのです。そのため、手打ちの状態が多く発生しやすくなります。腰のターンで打つようにしたほうが確実です。特にセンターへのサーブをリターンするときに腰がターンしていないとオープンスタンスで打ちにいけません。オープンでないとセンターに来たボールは全て逆クロスに行ってクロス側には強打しにくくなります。」

更に正コーチ曰く「センターに来たサーブは引きつける、ワイドに来たボールは前に打ちに行く。そうしないとクロスにしっかりと返らない。」という。特にワイドに来たサーブを真横に飛んで取りに行ってしまい、ボールが体から逃げていかれてしまう場面が多かったのでそのような注意を受けた。反省。

先日、シングルスのコーチに言われた「えらそううに構える」リターンを、ダブルスのゲーム形式で試してみた。苦手の両手バックからのフラットリターンでナイスショットが連発だった。リターンエースも取れた。「えらそうに構え」て「腰を切」って打ったらエースになった。「如空さん、それですよ、それ、そのリターンです。」とコーチが嬉しそうに声をかけてくれた。これが両手バックのリターンのコツなのだろうか。もっと研究してみよう。



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