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第021房 「定番パターンの使いどころ」(2005/05/07)



今日のシングルスの練習は、シングルスの基本戦術の確認だった。

ストロークのクロスはネットの高い所を通す。深いところに落とす。スピンを多めにかけて高く弾ませる。ストロークのダウンザラインは弾道を低くする。フラットドライブで鋭く速いショットを打つ。ストレートにゆるいショットを打つとクロスに深く切り返されてこちらがピンチになる。ストレートへはある程度いいショットが打てると自信のあるときだけ打つこと。

いいストロークを打つ相手にはこれが逆にされてしまう。クロスにいい球が来るとカウンター気味に打ってしまうのでスピードは速いが弾道が低く、結果として短いボールになる。クロスに来たいい球をストレートに切り返そうとすると打点が食い込まれ、押しが足らなくてしょぼいボールがストレートに行ってしまう。クロスへは高くボールを上げる、ストレートへはしっかりと前に押し出す。クロスを二球打った後ストレートに一球、この三球セットの練習をひたすらした。

次はサービスの定番パターン、ワイドにサーブを打って相手をコートの外に追い出し、リターンを反対側のオープンコートに切り返す練習をする。勝負はサーブで決まる。無理に回転を多くかけようとせず、威力のあるサーブをしっかりと角度をつけて打て、とコーチは言う。そしてワイドに厚い当たりのサーブを打つためには腰がポイントという。「右利きが右方向にサーブを打つときは後ろの腰を前に出してへそを正面に向けてしまえ。そのとき上体は開かず捻ったままだ。逆に左方向に打つときは腰のラインも肩のラインも左に向けたまま右足を蹴って後ろ腰を上に上げろ。そうすれば厚い当たりでもしっかりと左右を打ち分けられる。」
アドサイドから右サイドへはいい球が行くがジュースサイドから左サイドへはかすれた当たりしか行かない。スライスでごまかしてきたことが露見するサーブ練習。

サーブでワイドに追い出すパターンを使ったシングルスのゲームをその後ひたすら行う。その最中、コーチは如空に語る。「こういう定番パターンはゲームポイントで使うのですよ、どうしてもここでポイントが欲しいというところで。これはサッカーや野球で言うサインプレイ・セットプレイのようなものですから。ゲームの始めから使ってはいけません。サービスゲームでは勝負を決めるためにパターンを使うんです。逆にリターンゲームでは早い段階でどんどん使うんです。ポイントを先行して相手にプレッシャーをかけることが大事。サーブのコースが読めたとき、セカンドサーブになったときは3球で終わらせるパターンを使って少しでも早くリードを奪うんです。リターンゲームではチャンスはそう何度も決ませんから。」
ジュースで何度もゲームを落としている如空を心配して、新コーチはこの様な話題をよく如空にしてくれる。ありがたいことだ。その心遣いに答えたい。結果を出すことで。

 

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