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第013房 エアロジェルの誘惑 (2007/07/25)

 

「エアロジェルが売れているんですよ・・・・」
とダンロップの回し者が如空の耳元でささやく。
「青い200はもう店頭にないですからね・・・・・ジュニアたちがこぞって買い換えていきましたよ。赤い300ならまだ残っていますが、どうです、試打してみませんか?」
と悪魔のささやきが如空の心をかき乱す。ああ、この冬は旅行に行ったりして出費がかさんでいるんだ。ラケットを買い換える余裕は今はないのに・・・・「試打ラケットあいてますか?」と誘惑に負けて試打ラケットを手にしてシングルスの練習に臨んだ。
如空は様々なラケットを渡り歩いたが、ここ2年はダンロップの300Gに落ち着いている。オレンジの300Gの後、後継器のM-Fil300を今は使っている。このM-Fil300の後継器で、この冬に登場したのがエアロジェルシリーズで、「赤い奴」とはそのエアロジェル300である。試打用に借りたのはグリップが2でストリングはファイバーツアーを48ポンドで張ってある。コーチは「MFilと打球感はそう変わりない」と言っていたが、どうしてどうして、食いつきがよくなっている。それなのにブロックリターンやスライスを打ったときのタッチがよい。最初のショートラリーでタッチが向上しているのを感じたが、その後の振り回しでコントロールが向上したことを確信した。左右に振られたボールを8の字に回りながら深くに返球するこの練習で5セットやってノーミスだった。いつもより体切れていたわけでもなければ、足が動いたわけでもない。ラケットの力だ。これはいいラケットだ。


今日のシングルスの練習はドロップショットからの展開である。対戦者がボールを出す。それをドロップショットでネット際に落とす。それを対戦者はネットダシュして拾う。そこからはフリーの展開である。如空はこのドロップショットがとても苦手である。スライスが苦手というべきか。とにかくボールがネットを越えない、超えたらボールが深くに行く、ネット際に落とせてもバウンドが高くなって走り込んできた相手にフォアで叩かれてしまう。そんなことが多く、とても試合で使える状況ではない。
だが今日は違った。狙ったネット際にボールを運べる。しかもネットより高く弾まない。俺ってこんなドロップショット打てたっけ?これもラケットの力か。
ネットで書かれていた「ホールドの長い、それでいて面あわせだけでもボールを飛ばせる」という評価がよく言い表している。果たしてこれがラケットだけの力か、あるいはストリングの力なのかははっきりとわからないが、これは買いだ。ああ、いかん、今は金欠なのに・・・・ああ、エアロジェルの300が欲しい。だが買い換える金がない。エアロジェルを打った後、MFil300を打つとすごく打球感が固く感じる。ストリングのせいだろうか。アルパワーを使い始めて5年近くなるがそろそろ、違うストリングも試してみる時期なのか。またギアで悩みが頭をもたげてきた。お金がまた飛んでいきそうな気配がしてきた。お金ないのに・・・・・

ついに買ってしまった。エアロジェル300。いい打球感である。だが、いつものようにアルパワーを46Pで張ってあるのだが、アルパワーはエアロジェルの良さを上手く発揮できていないように思えるな。エアロジェルはボールの食いつきがいい構造だが、アルパワーはむしろ固くて野球のバッティングに近い打球感で打つストリングだ。エアロジェルとアルパワーの組み合わせは互いの長所を相殺しあうような気がする。また旧モデルのMFile300は鈍い赤にシルバーの組み合わせのボディで、グレーの色をしたアルパワーと見た目も良くマッチしたが、新モデルのエアロジェルは赤もかなり鮮やかだし、ラインも白なのでグレーのアルパワーとの見た目の相性はいまいちだ。うむ・・・・長年連れ添ったアルパワーであるが、エアロジェル用としては違うストリングを検討した方がいいのかも。でも、ダンロップも大胆な。長年続けた300シリーズ200シリーズをこうも路線を変えて作るとは。だがそれは今回に関しては成功して言いるといえよう。いつも行くショップで如空が購入したエアロジェル300は最後の2本だった。二本ともグリップが3で助かった。「次、いつ入るかわからないのですよ。」と店員が言うほどに売れているのだ実際。

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