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第006房 ラケットバック (2005/01/02)

 

大阪駅前の大型テニス専門店でラケットバッグを買った。ラケットはいつもなじみのラケットショップで買うが、バックはこちらの店の方がよい。品揃えが大阪では抜群だ。このところ仕事が忙しいので、週末は職場にテニス用具一式持ち込んで休日出勤をこなし、時間が来たらテニスに行くようにしている。そのため、見かけは地味でテニス用品には一見見えないバックが好ましい。今までデイパックを使っていたのだが、ラケットが露出するタイプなので、職場にはかっこ悪くて、もって行きにくいのだ。如空が大阪市内のコートに行くときはバイクに乗っていく。大阪市内で動き回るには、地下鉄より、バスより、自家用車より、バイクが一番早い。バイクに乗るためにリュック式に背負うタイプのラケットバックを求めている。

デザインだけならばアディダスがよい。真っ黒で形もラケットの外観とは無関係のシルエットなので、一見黒いスポーツバックにしか見えない。白いロゴも小さくて控えめでよい(同じ黒でもバボラのバックはロゴが大きくて派手だ)。シンプルなわりにそのラインはカッコイイ。スーツを着て仕事場に持ち込んでもそれほど違和感はないだろう。かなり興味をそそられたが、アディダスのバックは収納部分が弱い。小物用のポケットが中途半端な大きさだし、リュック形式にしたとき、そのポケットの口が下に向いている。ショルダーベルトとカバンを接続させるフック・金物関係も弱そうだ。

悩んだ末、購入したのはウィルソンだ。デザインはいまいちだが、機能性は抜群である。今まで使っていたデイバックもウィルソン製だ。ウィルソンのバックは収納をよく考えている。ラケットとシューズの収納はもちろんのこと、他にもポケットをいっぱい作り、小割にして非常に使いやすい。ペットボトルや携帯電話・ポータブル音楽プレーヤー(CDウォークマンやiPodなど)などの専用収納スペースがあり、これが使いやすい。携帯性もよく考えており、手さげ・肩掛け・背負いの3Way方式の各携帯方式のベルトがしっかりしているし、痛みを感じないようにパッドも充分入っている。機能面では他社のラケットバックを大きくひきはなし、断トツの優秀さである。惜しむらくはデザインが今一つ垢抜けない。

ウィルソンの機能性とアディダスのかっこよさを一体化させたラケットバックはないものか。
ちなみに今日、購入した店内でディアドラのデイバックの新作を見た。美しさと機能性が見事に一致した見事なデザインだ。同じデザインでラケット完全収納型3Way方式のラケットバックがあればそれを購入したのに。もう少し待てば、出るのだろうか。

 

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