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夕日を浴びて(2007/08/23)

 

夕焼けというのは快晴の空では美しくない。雲が多い方が良い。今日の大阪の4時から5時にかけての空は美しかった。昼に厚い雲で覆われていた空が、雲が切れ始めてその隙間から青い空が見え始めた。空を垣間見せる厚い雲の重なりが楓のように色づき、美しく輝く。大阪は夕焼けの名所だ。西に大阪湾が開けて生駒山系と上町台地の斜面が西からの夕日を存分に受けて空と共に黄金色に輝く。上町台地の西斜面は「夕陽ヶ丘」と呼ばれるほどの夕日の名所である。夕日がきれいだなあと空を眺めるは久しぶりだ。そんな美しい大阪の空を見ながら思う。仕事に追われ、仕事がなければテニスばかりして、ゆっくりとしている暇が今年はなさすぎた。買ったまま忙しくて読まずにおいてある本が部屋で山積みになっている。もう少し余裕のある生活をしたいものだが、余裕があると今度は「忙しい日々」を「充実した日々」として思いあこがれることになるのだろう。人はいつもないものねだりをする。この週末は久しぶりにゆっくりできた。おかげでいろいろ考えることが出来た。時間が来た。コートに向かおう。シングルスの練習が如空を待っている。